オランウータンにあやかって合格祈願

東京都日野市の多摩動物公園が、受験シーズンにあわせて、オランウータン舎の前に願掛けブースを設置している。今年で10年目となる催しで、木から”落ちない”オランウータンにあやかって進学や就職といった願を掛ける人が訪れる。
願いは受験合格、資格試験合格のほか、家族の健康祈願もある。短冊や絵馬をかいてつるす方式だ。
息子の受験日に地方から祈願にきた主婦は「オランウータンは、落ちそうにみえても先にあるロープをつかんで落ちない。息子も、たとえ落ちそうになってもオランウータンのように次の手を見つけてほしい」と話した。合格してお礼参りにくる家族連れもいる。
多摩動物公園の林亜紀さんによると「スカイウォークが休止される冬期にも、オランウータンの特徴を知ってもらいたかった」。願掛けブースを設置して、「願掛けをきっかけに、オランウータンの特徴や能力を伝えることができます」とのことだった。
寒さの厳しい受験シーズン、熱帯に生息するオランウータンは活動が鈍くなるという。暖かい時期はロープをつたって空中移動するスカイウォークを披露するのだそうだ。
願掛けブースは2月23日まで設置され、その後短冊などの「お焚き上げ」をして祈願する。
勉強に一息つきたい受験生は、おとずれてみてはどうだろうか。